ITパスポート講座の講師ブログ
災害とBCP

皆さん、こんにちは!
ITパスポート講座担当の小野です。
行楽の秋。遊びに行きまくりたいですね!
でもダメか・・・。勉強しなきゃ。

8月は災害的な暑さが続き、大雨、台風と災害が続きます。
私の実家は長崎県なのですが、両親によると、過去最大級になると
警戒された台風10号が通過した日は1日停電が続いたそうです。

幸いにも昼間は涼しくエアコンがなくても何とかなり、
夕方には停電が終わったので、電気がモロに必要な時間帯の
停電は避けられたとのことでした。

でも、これが企業だと大変です。
停電しても営業を続ける必要がある業種もあるでしょうし
(公共の企業など)、お休みにしても商品を維持するために
通電し続ける必要があるケースもあります(スーパーなど)。
そのため、ITパスポートでも学習するとおり、BCPが必要となります。

近年はBCPの重要性が高まっていて、あちこちでその重要性が
主張されているので、多くの企業がBCPを作成している
あるいは作成中ということのようです。

一方、BCPは個人の生活にもとても参考になります。
皆さんは、個人版BCPを作成していますか
(個人版だからLCP:Life Continuity Planningでしょうか)?

どこまで準備するか、上を見てもキリがありませんが、
水・食料・スマホの電源・明かり(懐中電灯やローソク)など、
何とか数日、情報を得ながら生き延びるための物資を準備する
ことはできるかもしれません。

そうすると、消防や自衛隊の方など他人の助けを
ぎりぎりまで求める必要がなく、消防・自衛隊の方たちの
負担を減らし、災害からのリカバリーが早まるかもしれません。

そう考えると、BCPは、直接的には
自分のために行うことですが、自分を守ることによって、
周りの方たちの負担を減らすこともできるんですね。

次の困難が来る前に準備を進めておかなければいけませんね!