社会保険労務士講座の講師ブログ

どこを勉強すればよいのか?

11月になりました。
来週は、平成29年度試験の合格発表があります。
受験された方、結果が気になり、落ち着かない日々が続いているかもしれませんね?
フォーサイト専任講師の加藤です。

さて、今回は、
社会保険労務士試験の出題と勉強方法についてです。

社会保険労務士試験の出題範囲は広範に及びますが、
出題される内容、その6割から7割が基本知識の理解で正解できるものです。
ですから、勉強を進めていく際、まずは、基本知識を理解することに努めましょう。

ただ、択一式試験であれば、
70問のうち10問程度は、基本の知識では対応することが難しい内容が含まれている
ことがあります。
そのため、そのような問題は正解することができなくても構わないと言えます
(実際に、それらが正解することができなくても、それだけで、不合格になるという
ことはありません)。

それにもかかわらず、
そのような出題内容を気にし過ぎて、時間をかけて勉強してしまうと、大切な箇所を
勉強するための時間を失ってしまい、逆に、合格から遠のくなんてことがあり得ます。

ですので、勉強を進めていく上では、誰もが正解することができるような箇所、さらに、
そのほかの基本事項について、まずは、時間をかけて、しっかりと勉強を進め、
確実に正解することができるようにしていくことが大切です。

とにかく、よく出るところ、多くの受験生が正解することができるところ、
これらを正解することができるように学習を進めていきましょう。
それが合格につながります。