社会保険労務士講座の講師ブログ

労災保険率・続報!

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

勉強は順調に進んでいますか?

さて、1月に労災保険率の改正についてお知らせしていますが、
具体的な率が公布されています。

従来、労災保険率は、事業の種類ごとに
最高が1000分の88(金属鉱業、非金属鉱業〔石灰石鉱業又はドロマイト鉱業を
除きます〕又は石炭鉱業)
最低が1000分の2.5(金融業、保険業又は不動産業など)
の間で定められていました。

今回の改正では、率が見直された業種もありますが、据え置かれたものもあり、
この最も低い率と最も高い率は、変わっていません。
最も低い率の1000分の2.5に該当する業種が増えていますが、
試験対策上、それほど気にする必要はないところです。

また、労災保険率のほか、特別加入保険料率の見直しも行われていますが、
第3種特別加入保険料率は「1000分の3」のままで据え置かれています。

ここでは、改正後の労災保険率をすべて記載することはできませんので、
詳細については、「改正・訂正情報」でお知らせします。

それと、平成30年度の雇用保険率、
これも据え置きで、平成29年度の率と同じになっています。
ということで、同じだと押さえておきましょう。