8月26日に、
平成30年度の社会保険労務士試験が行われました。
フォーサイト専任講師の加藤です。
受験された方、お疲れ様でした。
受験された感想は、いかがでしょうか?
選択式については、毎年のように何らかの科目の基準点が引き下げられ、
それによって、結果が大きく変わってくる受験者がたくさんいます。
今回の試験では、
「労務管理その他の労働に関する一般常識」が難しい空欄があったため、
苦戦された方が多かったようです。
そのほかの科目も、難しい空欄はありつつ、なんとか3点以上は確保できるのでは?
という内容でしたが、選択肢が長く、記憶が曖昧で間違えてしまったということとか、
単純にミスをしてしまったとか、ありそうです。
それぞれの科目の基準点がどうなるか、現時点では、なんとも言えないところですが、
「労務管理その他の労働に関する一般常識」は、
基準点が引き下げられる可能性が高いといえるでしょう。
その他の科目も、何科目かは、受験者の状況次第で、
引き下げられるということがあるかもしれません。
全体的には、ある程度のレベルだったので、極端に基準点が高くなることはなく、
低くなることもないでしょう。
択一式は、全体としては極端に難しいというほどではありませんでしたが、
個数問題(いくつあるかという問題)が増えています。
個数問題は得点し難い問題ですから、増えたということは、
受験者の得点が低くなる可能性があり、基準点に影響してくる可能性があるでしょう。
得点状況が微妙な方は、基準点が、かなり気になるかと思いますが、
とにかく、平成30年度試験は終わりました。
得点や合否にかかわらず、少しゆっくりして下さい。