社会保険労務士講座の講師ブログ

間違えた数は?

7月は明後日で終わりですね。
8月になると、令和2年度試験の受験申込みをした方には、受験票が届くでしょう。
フォーサイト専任講師の加藤です。

さて、これまでに試験を受けたことがある方、
初めて受けるけれど、模擬試験を受けているという方、
そのような方の中には、それらの試験、択一式で、高得点を取っているという方、
少なからずいるでしょう。

過去に受験して、高得点だったけれど、選択式で1点足りず、残念な結果になった、
そういう方は、択一式は大丈夫だと考えて試験に挑むということがあります。

ただ、例えば、択一式で50点だったとしても、20問は間違えています。
20問を間違えるということは、わからなかったものとか、知らなかったものとかが
20カ所だけではありません。
5肢択一であれば、「正しいものはどれか」という問題で正しいものを選べなかったら、
答えの肢と間違えて答えとしてしまった肢、少なくとも、この2つは間違えている
ということでう。

つまり、誤った問題数の2倍の数は正誤の判断ができていないということです。
もし、そのようなものが、分散して出題されていたら、得点がかなり下がるという
こともあり得ます。

ですので、高得点の実績があっても、油断はしないようにしましょう。