10月になり、今年は残り3カ月です。
フォーサイト専任講師の加藤です。
猛暑が終わり、9月中旬頃から過ごしやすい日が増えてきました。
ただ、寒暖の差が激しくなってくると、
風邪をひいたりなんてこともあるので、体調には気を付けましょう。
さて、今回は「高齢化率」の話です。
毎年、総務省統計局が、「敬老の日」(今年は9月21日)を迎えるに当たって、
統計からみた我が国の65歳以上の高齢者のすがたについて取りまとめまたものを
公表します。
今年の公表では、
「総人口が減少する中で、高齢者人口は3617万人と過去最多」
「総人口に占める割合は28.7%と過去最高」
とありました。
この総人口に占める65歳以上人口の割合を「高齢化率」といいます。
この「高齢化率」に関しては、過去に何度か試験で出題されたことがあります。
例えば、平成27年度には、
日本の高齢化率(人口に対する65歳以上人口の占める割合)は、昭和45年に
7%を超えて、いわゆる高齢化社会となったが、その後の急速な少子高齢化の
進展により、平成25年9月にはついに25%を超える状況となった。
という出題がありました。
これは正しい内容です。
ピンポイントの数値までは論点にしていませんが、おおよその割合を知らないと
正誤の判断ができない問題です。
最近の出題傾向を考えると、このような数値が選択式で出題されるということも
あり得るので、おおよその割合、
「25%を超えているけれど、30%には達していない」
くらいは知っておきましょう。