社会保険労務士講座の講師ブログ

厚生労働白書

暦の上では、すでに冬ですが、

実際には、まだ冬という感じではありませんね。

これから少しずつ寒さが増していくでしょう。

フォーサイト専任講師の加藤です。

さて、先月「厚生労働白書」が公表されました。

「厚生労働白書」、ここ数年、不規則になっていて、

平成29年10月24日に「平成29年版厚生労働白書」が公表された後、

「平成30年版厚生労働白書」は平成30年ではなく、令和元年7月9日に公表されました。

その後、「令和元年版厚生労働白書」は公表されない状況が続いていて、

先月公表されたのは、「令和2年版厚生労働白書」でした!

「令和元年版厚生労働白書」は欠号のようです。

そのため、「令和2年版厚生労働白書」では、毎年掲載される最近の施策の動きについて、平成30年度と令和元年度の2年度分が掲載されています。

だからといって、ページ数が大幅に増えているということはありません。

そこで、白書の学習、色々な方法がありますが、超直前期にまとめて勉強するという方法、

お勧めしません。

超直前期には、他にもっとすべきことがあるので、それをすべきだからです。

では、いつなのかといえば、科目にリンクさせるのが効果的です。

例えば、「令和2年版厚生労働白書」には、「若者も高齢者も安心できる年金制度の確立」

という章があり、年金制度の施策(近年の改正や動向)が記されています。

ですので、

年金の勉強をする際に目を通すと、年金の勉強と白書の対策を同時並行で進められ、

理解も深まり、効率的な勉強ができます。

ちなみに、白書は、購入しなくとも、厚生労働省のホームページから見ることができます。