社会保険労務士講座の講師ブログ

「必要なもの」と「必要ないもの」

受講生の皆さん

勉強を進めるうえで、
テキストやDVD、CDなどを利用しているかと思います。

そこで、ときどき、相談を受けることがあります。

たとえば、
六法は必要なの?とか、
判例集は必要ですか?とか、
白書は読んだほうが良いのでしょうか?とか、などなど。

基本的には、テキストと問題集を使って学習をしていけば、
合格は可能です。

合格のために、六法までは必要ありません。
まして、判例集は不要です。

判例が出るときいたから、判例集を読まないといけないのか?
というような相談がありますが、
過去に出題された判例の大半は、
その内容をテキストに掲載しております。
ですので、それで十分です。

白書については、実際、出題実績があり、
平成25年度試験でも出題される可能性は十分あります。
とはいえ、白書の内容をすべて覚えるなんてことは不可能です!

で、白書の問題、
たとえば、労働経済白書であれば、捨て問と考えてもよいものが多々あります。
厚生労働白書の内容が選択式で出題されるってことがあり得ますが、
白書そのものを読んでいなくとも、
各法律を勉強する中で養った知識や文脈、選択肢などからある程度解答できます。
ですので、白書そのものを読まなくても大丈夫です。
ちなみに、基礎講座のテキストの付録として
労働経済白書と厚生労働白書を抜粋した内容の冊子が配布されますので、
その冊子を読む程度で十分ですので。

ということで、あまり幅を広げたり、
深みにはまってしまうような勉強は避けましょう。

合格するために必要な勉強、
まずは、基本ですからね。