社会保険労務士講座の講師ブログ

答えは何か

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。
師走の忙しい中、ちゃんと勉強を進めていますか?

先月、選択式について、
わかっていながら正しい選択肢を選べず間違えてしまうということが
ありがちな原因の1つを紹介しましたが。
今回は、もう一つです。

単純なケアレスミスです。
空欄に適切な語句が数字の場合によくあることでして、例えば、令和2年度の
雇用保険法の選択式に
「雇用保険法第38条に規定する短期雇用特例被保険者については、( E )か月
以内の期間を定めて季節的に雇用される者が、その定められた期間を超えて引き
続き同一の事業主に雇用されるに至ったときは、その定められた期間を超えた日
から被保険者資格を取得する。」
という空欄があります。
この空欄の答えの候補として選択肢に「① 1 ② 4 ③ 6 ④ 10」があります。
答えは、「4か月以内」の「4」、つまり、「② 4」で、マークシートは②を塗りつぶします。

ところが、「4」が答えという意識から「④」を塗りつぶしてしまうということが
よくあります。
このミスは、見直しをすれば気が付くことができるものです。
マークする位置がずれてしまったというミスもありがちですが、
注意すれば防げることですから、
このようなミスで、貴重な1点を失わないようにしましょう。