社会保険労務士講座の講師ブログ

違いを確認しましょう

みなさん、こんにちは。

勉強は進んでいますか?
そう言われると、「ちょっと・・・」となってしまう方が
いるかもしれませんね。

ところで、この時期になれば、
ほとんどの科目に目を通しているかと思います。

で、勉強が進んだと思い、問題を解くと、わかっていたつもりの箇所を間違え、
「勘違いした」なんて、自分自身の中で言い訳をしてしまうということがある
のではないでしょうか。

社会保険労務士試験の科目は多く、そのうちの多くが「保険」に関する法律です。
似たような規定がいろいろとあります。
たとえば、給付に関する「通則」には、「受給権の保護」や「未支給給付」など
多くの法律に規定されているものがあります。

そのため、最初のうちは、わかっていたんだけど、
勉強が進むにつれて、類似規定を混同してしまい、
知識の収拾がつかないなんて状態になることがあります。

これって、勉強が進んだからこそ起きる現象です。
とはいえ、混同してしまっている箇所は、解消する必要があります。
そのような箇所が試験で論点にされますからね。
混同したまま試験に臨んだら、何点も失ってしまうことになりかねません。

ですので、これを解消するため、一度、横断学習をするとよいでしょう。
科目間の類似規定を比較したりして、類似規定の「違い」を確認する学習です。
この学習で違いを知ることによって、知識の定着につながり、
実戦力もアップしますよ。

ということで、混同してしまっている方、
タイミングを見て、横断学習をしてみてください。