社会保険労務士講座の講師ブログ

合格には新しいものが必要

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

9月は、今日で終わりです。
来週、10月5日は、令和4年度試験の合格発表です。
受験された方は基準点が気になるところではないでしょうか。
それよりも、まずは合否ですか。
どうなるのか、それによって、今後の進み方が大きく違いますからね。
合格なら、次に進むことになりますが、
残念な結果であったとしたら、
来年度の試験を目指すのか、今回の受験で最後にするのか、
来年度は受験しないけれど、いつかまた受験するとか、
選択肢は1つではありません。

もし来年度の試験を目指すのであれば、1日でも早く勉強を始めましょう。
その場合、
これまで使っていた教材をそのまま使いたいと考えることがあると思います。

ただ、社会保険労務士試験の試験科目となっている法令は、頻繁に改正があります。
前回、雇用保険法の改正についてお伝えしましたが、
そのほかに、令和5年度試験に向けて、
健康保険法では「適用除外」などの改正があり、
国民年金法では「支給の繰下げ」に改正があり、
重要な規定の改正がいくつもあります。
そのため、古い教材をそのまま使うと、試験の合格に関して、
かなり厳しい状況になるかもしれません。

改正点は、とにかく試験によく出ますから、
来年度の試験でも、当然、出題されるでしょう。
ですので、
改正の情報をご自身でしっかりとつかめるなら、古い教材を使い続けてもよいのですが、
それができないのであれば、
改正を知らないことで、得点できなかったなんてことにならないよう、
新しいものを使いましょう。