みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。
10月５日（水）に
令和４年度社会保険労務士試験の合格発表がありました。
合格された方、おめでとうございます。
さて、その合格発表について、この発表の際には、合格者数や合格率、合格基準など
も発表されます。
令和４年度試験の合格者数は2,134人（前年2,937人）でした。
合格率は5.3％で、前年の7.9％から大きく低下しました。
平成27度（2.6％）、28年度（4.4％）に比べれば高いですが、
昨年度までの５年間は６％台か、７％台、平成26年度以前の20年間は、
ほぼ７％台から９％台で推移していたので、
それと比べると低い水準です。
合格基準点については、次のとおりです。
＜選択式試験＞
総得点：27点以上
各科目は、全科目につき３点以上で、基準点の引下げはありませんでした。
ほぼ毎年引下げがあるのですが、引下げがなかったのは、
合格基準点が公表されるようになってから、２度目です
（１度目は平成19年度です）。
＜択一式試験＞
総得点：44点以上
各科目は、全科目につき４点以上です。
択一式の科目別の基準点は、平成30年度試験以降引下げはなく、
令和４年度試験においても、引下げはありませんでした。
それと、択一式試験では、２問が二重正答（答えが２つ）でした。
これが基準点に影響した可能性があります。
そのほか、詳細は社会保険労務士試験オフィシャルサイトの
「第54回（令和４年度）社会保険労務士試験についての情報」
http://www.sharosi-siken.or.jp/exam/info.html
をご覧ください。
