社会保険労務士講座の講師ブログ

障害者雇用の状況

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

冬は寒い、当たり前ですが、寒いのが苦手の方は、この時期、
朝が辛くて、寝坊がちになっているかもしれませんね。

さて、今回は労働経済に関することです。

先月、厚生労働省が「令和4年 障害者雇用状況の集計結果」を公表しました。
この調査結果は、平成25年度の選択式で出題された実績があります。

その出題の一部に、
平成24年6月1日時点で法定雇用率を達成している民間企業は、全体の( C )
であった
というものがあり、答えは「半数近く」でした。

労働経済に関しては、数字、例えば、割合などを論点した問題が出ることがあります。
では、1つ1つ正確に覚えなければならないのかといえば、必ずしもそうではありません。
ピンポイントの数字ではなく、おおよその割合さえ知っていれば、
正解を導き出せるというものがあります。それが、このような出題です。

ですので、「令和4年 障害者雇用状況の集計結果」については、
主だったものとして、民間企業に関して
● 実雇用率は2.25%、対前年比0.05ポイント上昇し、過去最高を更新
● 法定雇用率達成企業の割合は48.3%、対前年比1.3ポイント上昇
となっているので、これらのおおよその割合と上昇なのか、低下なのか、
この点を知っておきましょう。

ちなみに、前述の問題について、令和4年調査の結果で考えた場合、
法定雇用率達成企業の割合は48.3%だったので、
やはり「半数近く」ということになります。