社会保険労務士・社労士スペシャリストによるこっそり裏講義

学習について

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

11月8日(金)に
令和元年度社会保険労務士試験の合格発表がありました。
合格された方、おめでとうございます。

さて、その合格発表について、この発表の際には、合格者数や合格率、合格基準など
も発表されます。

令和元年度試験の合格者数は2,525人(前年2,413人)でした。
合格率は6.6%でした。
前年度の6.3%、前々年度の6.8%に引き続き6%台でした。
ここ3年、平成27度(2.6%)、28年度(4.4%)に比べれば高いですが、
それ以前の20年間は、ほぼ7%台から9%台で推移していたので、
それと比べると低い水準といえます。

合格基準点については

<選択式試験>
総得点:26点以上 
各科目:「社会保険に関する一般常識」につき2点以上
その他 3点以上

<択一式試験>
総得点 43点以上 
各科目につき4点以上 

でした。

科目別の基準点の引下げについて、
選択式は毎年のように何らかの科目の引下げがあるので、例年どおりといえ、
特に驚くようなことではないでしょう。
択一式の科目別の基準点は、
平成26年度試験で1科目、平成28年度試験で3科目、平成29年度試験で1科目
について引下げあり、ここのところ、引き下げられる年度が増えていますが、
令和元年度試験においては、昨年と同様に引下げはありませんでした。

トータルの基準点は、全受験者の平均点の変動に応じて、毎年度補正が行われるのに
対して、科目別の基準点は、各年度の受験者の得点状況に応じて引下げの補正を
行うようにしていて、各科目の合格基準点(選択式3点、択一式4点)以上の受験者
の占める割合が5割に満たない場合は、合格基準点を引き下げ補正することになって
います。
令和元年度試験では、この要件を満たす科目が選択式で2科目ありました!
ただ、「引き下げ補正した合格基準点以上の受験者の占める割合が7割以上の場合」は、
試験の水準維持を考慮し、原則として引き下げを行わないこととしています。
この扱いにより、「労務管理その他労働に関する一般常識」は引下げが行われず、
「社会保険に関する一般常識」だけが引き下げられました。

そのほか、詳細は試験センターの
「第51回(令和元年度)社会保険労務士試験についての情報」
をご覧ください。



31

2019/10

業種

10:00:26 | 学習について |

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

10月、今日で終わりです。
今年は残り2カ月、早いですね!

さて、現在、何の科目を勉強していますか。
勉強を始めたばかりという方もいれば、
すでに、労働基準法、労働安全衛生法を終えて、
労働保険に進んだという方もいるでしょう。

そこで、ある程度学習が進んだ方は気が付いているでしょうが、
どの科目にも、業種に応じて異なる扱いをする規定があります。

これは、業種の特性などに応じて規制をする必要があるので、
そのようするためです。

農林水産業とか、建設業とか、いろいろな業種が出てきますが、
多くの業種はイメージができると思います。
ただ、時々質問があるのですが、労働安全衛生法の安全衛生管理体制に出てくる
「各種商品小売業」、この業種について、勘違いされている方がいるようです。

何らかの商品を小売りしているものと思ってしまっていることがあるようで、
確かに、そのように思えるかもしれません。
ただ、そうではなく、「各種商品小売業」という業種は、
衣、食、住にわたる各種の商品を一括して一事業所で小売する事業所、
たとえば、百貨店などが該当します。

科目を問わず、事例など具体的な出題があるので、業種についても、
勘違いしたりしないようにしましょう。



23

2019/10

条文

10:00:19 | 学習について |

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

令和元年度試験からおよそ2カ月、
少しずつ合格発表が近づいています。
受験された方は基準点、そして合否が気になるのではないでしょうか。

ところで、試験問題、
例えば、今年の選択式の問題を見てみると、
多くのものが条文を抜粋したり、引用したりした文章です。
これは今年に限ったことではなく、また、択一式でも、そのような問題が多々あります。

学習をする際に、条文そのものではわかりにくいことから、
条文を崩したり、一般的な表現で記載した教材があります。
そのようなもので学習すると、確かにわかりやすいということがありますが、
そのようなものしか使わず、条文ベースの文章を読んだりしていないと、
いざ、試験で出題されたとき、対応ができないということがあり得ます。

ですので、一般的な表現で記載したような教材などを使うにしても、
条文ベースの文章も確認しておく必要があります。
条文では、どのように記載されているのかということを知ることは、
試験対策として必要です。

だからといって、法令集を購入して、それを使って勉強しろということではありません。
ほとんどの受験生は法令集など持っていないでしょうし、
持っていなくても、まったく問題ありません
持っていないから合格することができない、なんてことはありません。

できるだけ、条文に触れましょうということです。



3連休は有意義に過ごせたでしょうか。
フォーサイト専任講師の加藤です。

「秋」といえば、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、行楽の秋、芸術の秋、
いろいろな秋がありますが、どのように過ごしていますか?
社労士試験の合格を目指している方であれば、「勉強の秋」でしょうか?

さて、今回は、労働基準法の「労働時間等の適用除外」についてです。
平成27年度の択一式試験で

医師、看護師の病院での宿直業務は、医療法によって義務づけられるものであるから、
労働基準法第41条第3号に定める「監視又は断続的労働に従事する者」として、労働
時間等に関する規定の適用はないものとされている。

という出題がありました。
医師、看護師の病院での宿直業務については、「監視又は断続的労働に従事する者」として、
一律に労働時間等の規定の適用が除外されるものではないので、誤りの肢でした。

そこで、この「医師、看護師の病院での宿直業務」に関して、新たな通達が出されました。
その通達では、医師等の宿日直勤務については、次に掲げる条件の全てを満たし、かつ、
宿直の場合は夜間に十分な睡眠がとり得るものである場合には、宿日直の許可を与える
よう取り扱うこととされています
1 通常の勤務時間の拘束から完全に解放された後のものであること。すなわち、通常
 の勤務時間終了後もなお、通常の勤務態様が継続している間は、通常の勤務時間の
拘束から解放されたとはいえないことから、その間の勤務については、宿日直の許可
の対象とはならないものであること。
2 宿日直中に従事する業務は、一般の宿日直業務以外には、特殊の措置を必要としない
軽度の又は短時間の業務に限ること。 
3 1、2以外に、一般の宿日直の許可の際の条件を満たしていること。

過去問はよく出ます。改正もよく出ます。
であれば、「過去問+改正」は特に注意ということになるので、
この通達、しっかりと確認しておきましょう。



07

2019/10

連休はどうする?

10:00:21 | 学習について |

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

9月に3連休が2回あり、今月も、また3連休、来月も3連休と、
この秋、毎月3連休があるという方、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

休みの日は、いろいろと活用できますが、
1日だけの休みや2連休に比べると、
3連休は、時間の使い方の幅が広がります。

社労士試験のために勉強をしているなら、
たとえば、2日は必死で勉強して、1日は少し休憩、
気分転換に使おうとかあるでしょう。

この時季は、少し余裕があると思うので、
3日間フルに勉強しなければというような状況ではないでしょう。
直前期となれば、「のんびり」なんて言っている場合ではなくなりますが・・・

そこで、先月、このブログに
勉強を進めるに当たって計画を立てましょうということを記しましたが、
3連休、4連休、5連休と休みが続く時季、
どうするのかってこと、できれば早めに考えておきましょう。

勉強の進捗状況によって、何をするのかは変わってきますが、
有効に使いたい時間になるでしょうからね。

それでは、今週末からの3連休、有効に使って下さい。



26

2019/09

試験問題

9:00:20 | 学習について |

令和元年度試験から1カ月が経ちます。
時間が経つのは早いですね!

フォーサイト専任講師の加藤です。

ところで、令和2年度試験を受験される方、
これまでに受験されたことがある方であれば、試験問題がどのようなものか、
わかっているでしょうが、
初めて受験しようという方は、
実際の問題がどのようなものなのか見たことがないのではないでしょうか?

この時期に試験問題を解きましょうってことではなく、
一度、実際の試験問題を見ておくとよいですよ。

問題そのものは、今後、勉強をしていく中で、
問題集などを活用し、解いていくことがあるでしょうが、
実際の試験問題では、どのように問題が並んでいるのかとか、
全体のボリュームはどれくらいあるのかなど、
これは、実際の問題を見ないとわかりません。

で、見ておくことで、どのような順番で解くのがよいかとか、
時間配分とかなどの対策を考えることができます。

試験問題は、試験センターのホームページに掲載されているので、
時間があるときにでも、一度見ておきましょう。



19

2019/09

目的

10:00:21 | 学習について |

先週末に続き、今週末も3連休だという方、生活のリズムが崩れたりしていませんか?
フォーサイト専任講師の加藤です。

この時季は、夏の疲れが出るなんてことがあります。
令和元年度試験の合格を目指して必死に勉強をしていた方、
試験が終わりホッとして、疲れが出て・・・寝込んでしまった、
なんてことはないでしょうか?

さて、令和元年度試験の選択式で労働安全衛生法の目的(法1条)が出題されました。
この目的、平成24年度、平成10年度(記述式)でも出題されています。
何度も繰り返し出題されています。
他の法律の目的もたびたび出題されているので、法律を問わず、
「目的」は最重要事項と考えましょう。

そこで、労働安全衛生法の目的ですが、
令和元年度試験では、「快適な職場環境」が空欄となっていました。
平成24年度試験では「快適な職場環境の形成」、
平成10年度試験では「快適な職場環境」が空欄となっていました。
狙われるのは同じ個所です!
労働安全衛生法において、
この語句が重要なキーワードだから繰り返し出題されるのでしょう。
ですので、今後の試験対策として、
一度空欄にされた箇所、1回出ているから、次はないだろうなんて考えて
勉強を疎かにしたりしないようにしましょ。
出たところは、また出ると考えて勉強を進めましょう。



12

2019/09

計画

9:00:18 | 学習について |

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

明後日から3連休、そして、来週末も3連休
という方、多いのではないでしょうか?

試験直前であれば、当然、勉強でしょうが・・・
この時期の連休ですと、どうしても、遊びに行こうとか、少しのんびりしようとか
になってしまうことがありがちです。

ただ、休みだから勉強しようと考えている方もいるのでは。
時間の使い方は、それぞれ自由です。

そこで、これから2020年度試験の合格を目指して勉強を進めようという方、
学習の計画を考えているでしょうか。
「どう進めていくのか」です。
あまり考えずに進める方もいますが、
大まかな進め方は考えておいたほうがよいでしょう。

それでは計画を考えようというとき、ありがちなのが、
今の状況で考えてしまうということ。

試験までには、仕事が忙しい時期もあれば、想定をしていないことが起きるとか、
同じペースで進めていくのは、現実的には、かなり難しいです。

ですから、そのようなことを考えて、計画を立てましょう。

それと、この計画は、試験までに何をしなければならないのか、
それを意識していく必要があります。
とはいえ、今の状況では、来年の春や夏に、どの程度勉強が進んでいるのか、
はっきりできませんから、余裕をもったものにしておく必要があります。

ということで、連休、学習計画を少し考えてみたらどうでしょうか。



みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の加藤です。

今年度の試験が終わって、まだ10日ほどですが、
来年度試験の合格を目指して動き出されている方もいるでしょう。

そこで、もし今年度の試験を受験されていたのであれば、
まずは、得点状況がよくなかった理由について検証しましょう。
そうすることで、これからどのように勉強を進めるべきかが見えてきます。

初めて受験しようという方であれば、まずは、基本の勉強をじっくりと進めましょう。
何事も基本が大切ですからね。
その場合の進め方ですが、
できれば、まず、科目ごとの全体像を知って欲しいのです。

例えば、「労働基準法」であれば、労働基準法ってどんな法律なのか、
という全体的なイメージです。
これを知っておくことで、いろいろな規定のつながりがわかり、
勉強を進めていく中での理解が進みます。

ですので、最初は、テキスト全体を、ざっと目を通してみましょう。
熟読でなくて構いません。
全体を通じてどのようなことが書かれているのか、
それを確認するだけで十分です。

どの科目についても、まず、最初はこのようにするのが効果的です。

お試しください。



8月25日に、
令和元年度の社会保険労務士試験が行われました。

フォーサイト専任講師の加藤です。

社労士試験は時間が長いので、受験された方、
終わった後は疲労困憊だったのではないでしょうか。
お疲れ様でした。

私も試験問題を解きましたが、
選択式については、
「労務管理その他の労働に関する一般常識」が労働経済に関するものがあったりして、
かなり難しいものでした。
そのため、苦戦された方が多かったようです。
それと、「社会保険に関する一般常識」、条文ベースの問題ですが、多くの受験者が
学習がしっかりできていないと思われるような箇所からの出題だったので、
得点状況があまりよくない方が少なからずいるようです。

そのほかの科目は、なんとか3点以上はとれる内容でしたが、
記憶が曖昧で間違えてしまったということがありそうです。

全体的には、ある程度得点できる内容でしたので、基準点は昨年度と同じか、
やや上がるのではと思われます。

それぞれの科目の基準点がどうなるか、現時点では、なんとも言えないのですが、
「労務管理その他の労働に関する一般常識」は、
かなりの確率で引下げがあると思われます。
「社会保険に関する一般常識」も状況次第で引き下げがあり得ます。

択一式は、全体としては極端に難しいというほどではありませんでしたが、
厳しい問題がいくつも出題されました。
また、試験問題のボリュームがあり、事例が多々出題されたことから、
時間に追われたということもありそうです。
そのため、得点が伸びなかった受験生がかなりいるでしょう。
それと、
個数問題(いくつあるかという問題)が前年度の7問から3問に減っています。
個数問題は得点し難い問題ですから、減ったということは、
得点が高くなる可能性があります。

問題の質やこれらを考慮して、基準点を考えた場合、
全体としては、昨年度の基準点と比べて、少し低くなるのではないかと思われます。
ただ、極端に低くなることはないでしょう。

得点状況が微妙な方は、かなり気になるかと思いますが、
とにかく、令和元年度試験は終わりました。

得点や合否にかかわらず、少しゆっくりして下さい。



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加藤光大

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