危険物取扱者スペシャリストによるこっそり裏講義

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みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、「保安検査」についてご紹介しましたが、今回は、「保安距離」について見ていきたいと思います。

保安距離とは、製造所等に火災や爆発が起こった時に保安対象物(付近の建築物等のこと)に影響を及ぼさないようにするために確保する一定の距離のことです。

製造所等では火災発生時に周囲の建物への被害防止と円滑な消火活動実施のため保安距離が設けられています。
この趣旨に基づいて設けられているものは、保安距離と保有空地というものがあります。

対象となる製造所等は、原則として以下の5つが対象となります。

①製造所
②屋内貯蔵所
③屋外貯蔵所
④屋外タンク貯蔵所
⑤一般取扱所

ただし、当該建築物等との間に防火上有効な塀等がある場合は除かれます(特例基準の適用)。

なお、この対象となる製造所等の5つについては、次回に紹介する保有空地と共通するものであるため覚えておく必要があります。

また、保安距離については、以下のように「建築物等との間の保安距離」がポイントになります。

重要文化財、重要有形民族文化財等:50m以上

このように対象となる建築物等と保安距離との関係については、しっかりと整理しておきたいところです。

次回は、「保有空地」について見ていきたいと思います。



姥谷 達徳

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