危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

第3石油類に関する過去問①

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、第3石油類のうち「グリセリン」についてご紹介したことにより、第3石油類については、一通りご紹介したことになりますので、今回から第3石油類に関する過去問のうち「重油」について見ていきたいと思います。

重油の一般的な性状等について、次のうち誤っているものはどれか。

1.水に溶けない。
2.水より重い。
3.日本工業規格では、1種(A 重油)、2種(B 重油)および3種(C 重油)に分類されている。
4.発火点は、100℃より高い。
5.1種および2種重油の引火点は、60℃以上である。

重油の比重は水より軽く0.9~1.0のため、選択肢2が誤りになります。

「重油」という名前からついつい水より重いという思い込みがあるかもしれませんが、この点は、度々、本試験で問われている引っ掛け問題のため、注意しておいてください。

今回第3石油類の過去問のうち「重油」についてご紹介しましたので、次回は第3石油類に関する過去問のうち「灯油」についてご紹介していきたいと思います。