危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

令和3年度の危険物取扱者試験の実施状況

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、第3石油類の過去問のうち「横断問題」についてご紹介しましたので、今回は「令和3年度の危険物取扱者試験の実施状況」について見ていきたいと思います。

危険物取扱者試験は、国家資格の中でも受験者数が多い試験であり、特にこのブログで扱っている乙種4類の受験者数は、毎年20万人を超えています。

令和2年度は、新型コロナウイルスの影響もあり、受験者数は、減少しましたが、令和3年度の乙種4類の受験者数は、234,481人であり、令和2年度の同類の受験者数の200,876人から大きく増加しました。

実際に受験される場合は、受験者数の増減よりも合格率のほうが気になるかもしれませんので確認すると、令和3年度の乙種4類の合格率は、36.1%であり、令和2年度の同類の合格率の38.6%から少し低下しました。

危険物取扱者試験の試験は、すでに紹介している通り、絶対評価の試験であり、3科目全てにおいて60%以上の得点で合格することができるという明確な基準があります。

そのため、適切な受験対策をとっていれば、合格は決して難しくないため、多少の合格率の変動は気にする必要はないでしょう。

各都道府県の試験の実施日をあらかじめ確認し、しっかりと受験勉強の時間を確保できるように計画的に学習を進めるようにしてください。

今回第3石油類の過去問のうち「令和3年度の危険物取扱者試験の実施状況」についてご紹介しましたので、次回は「第4石油類」についてご紹介していきたいと思います。