危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

第4石油類の過去問①

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、「第4石油類の共通の性状」についてご紹介しましたので、今回は「第4石油類の過去問」について見ていきたいと思います。

第4石油類の性状・用途について、次のうち誤っているものはどれか。

1.潤滑油、可塑剤として使用されるものが多い。
2.ギヤー油、シリンダー油のほか、引火点が200℃以上250℃未満のものである。
3.沸点は、引火点とほぼ同じである。
4.酸、アルカリまたは硝酸塩と反応するものがある。
5.水より重いものがある。

この問題のように第4石油類に関する問題は、冒頭にあるように「第4石油類の性状・用途について」問われることが一般的です。

前回、ご紹介した通り、第4石油類については、個別の危険物について問われるわけではなく、その共通の性状が出題されます。

第4石油類に限らずですが、一般に、沸点は引火点より高くなります
よって、正解は選択肢3になります。

第4石油類は、本試験での出題頻度は、高くないですが、出題のパターンが限定されているため、出題された場合、確実に得点したいところです。

今回は「第4石油類の過去問」についてご紹介しましたので、次回も「第4石油類の過去問」についてご紹介していきたいと思います。