危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

動植物油類の過去問①

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、「動植物油類の特徴等」についてご紹介しましたので、今回は「動植物油類の過去問」について見ていきたいと思います。

アマニ油などの乾性油の一般的性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1.比重は、水より大きい。
2.水に溶けない。
3.ぼろ布に染み込ませて放置すると自然発火することがある。
4.薄く延ばして空気中に放置すると、樹脂状に硬化する。
5.空気中で酸化されやすい。

アマニ油などの乾性油の比重は、一般に水より小さいため、正解は1となります。
また、お馴染みの典型的な比重が水より大きいか否かがポイントとして問われていました。

動植物油類に限らず、危険物取扱者試験においては、このポイントと選択肢2にある水に溶けるか否かは、正誤判断が確実にしたいポイントになります。

今回は「動植物油類の過去問」についてご紹介しましたので、次回も引き続き「動植物油類の過去問」についてご紹介していきたいと思います。