危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

燃焼の基礎に関する過去問③

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」について見ていきたいと思います。

蒸発燃焼に関する説明として、次のうち誤っているものはどれか。

1.蒸発燃焼における火炎は、一般に拡散火炎である。
2.固体では、硫黄やナフタレンの燃焼が該当する。
3.石炭が熱分解して発生したガスが燃焼することは、蒸発燃焼である。
4.ろうそくが燃えるのは、蒸発燃焼である。
5.液体では、ガソリンやエタノールの燃焼が該当する。

石炭の燃焼は、炭化水素の混合物である石炭が熱で分解され、可燃性ガスが発生し、それが燃焼する分解燃焼になります。
よって、誤っているものは、選択肢3になります。

燃焼のタイプについては、固体の燃焼、液体の燃焼、気体の燃焼と分かれますが、特に固体の燃焼については、燃焼のタイプがいずれに分類されるかという点が重要になります。
しっかりと具体的な物質と燃焼のタイプを関連付けで暗記するようにしてください。

今回は「燃焼の基礎に関する過去問」について、見ていきましたので引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。