危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

燃焼の基礎に関する過去問④

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」について見ていきたいと思います。

可燃物の一般的な燃焼の難易として、次のうち誤っているものはどれか。

1.水分の含有量が少ないほど燃焼しやすい。
2.空気との接触面積が大きいほど燃焼しやすい。
3.周囲の温度が高いほど燃焼しやすい。
4.熱伝導率の大きい物質ほど燃焼しやすい。
5.蒸発しやすいものほど燃焼しやすい。

熱伝導率が大きいほど、熱が逃げやすいため燃焼しにくくなります。
よって、誤っているものは、選択肢4になります。

この科目では、化学の知識がベースになってくるので、暗記要素よりも理屈を理解していることが重要になる場面があります。

熱伝導率が大きい=熱が逃げやすいという、熱伝導率というものの意味をしっかりと理解できていれば、問題が解きやすいと思います。

今回は「燃焼の基礎に関する過去問」について、見ていきましたので引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。