危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

燃焼の基礎に関する過去問⑤

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は、「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」について見ていきたいと思います。

可燃性ガスと空気の混合気体の燃焼範囲の説明として、次のうち誤っているものはどれか。

1.燃焼可能な混合気体の可燃性ガスの濃度範囲をいう。
2.可燃性ガスの種類により異なる。
3.同じ可燃性ガスでも、温度が高くなると、燃焼下限界の値は小さくなる。
4.一般に、燃焼上限界が低く、燃焼下限界が高いものほど危険性が大きい。
5.圧力が、ある値より小さいと、いかなる濃度でも着火しない。

一般に、燃焼上限界が高く、燃焼下限界が低いものほど危険性が大きくなります。
よって、誤っている選択肢は4になります。

前回、ご紹介した通り、ベースになる知識が化学的なものになってくるため、しっかりとその用語の意味合いを理解しておくことが重要になります。

本問であれば、燃焼範囲について、基本的な内容が理解できているかがポイントになります。

今回は「燃焼の基礎に関する過去問」について、見ていきましたので引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。