みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。
前回は、「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」について見ていきたいと思います。
混合危険や混合危険性物質の説明として、次のうち誤っているものはどれか。
1.一般に、強い酸化性物質と還元性物質とが混ざると混合危険のおそれがある。
2.空気と接触して発火する物質は、混合危険性物質の一種である。
3.混合により直ちに発火・爆発する物質は、混合危険性物質の一種である。
4.水と接触して発熱・発火する物質は、混合危険性物質の一種である。
5.2種類以上の物質を混合し、点火源や衝撃、摩擦等を与えてはじめて発火・爆発する場合の現象は、混合危険に該当しない。
2種類以上の物質が混合したものに、加熱・衝撃・摩擦等を加えることで発火や爆発のおそれが生じることを混合危険というため、選択肢の5.が誤りとなります。
基礎的な物理学及び基礎的な化学の科目では、燃焼や消火についての現象がよく問われるため、用語の意味をしっかりと押さえるようにしておいてください。
今回は「燃焼の基礎に関する過去問」について、見ていきましたので引き続き「燃焼の基礎に関する過去問」についてご紹介していきたいと思います。