危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ

試験の方法と試験時間について

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回までは、試験制度のうち試験日程についてご紹介しましたが、今回は、試験の方法と試験時間について見ていきたいと思います。

危険物取扱者の試験方法はマーク・カードを使う五肢択一式で、試験時間は2時間です。

試験実施団体である一般財団法人 消防試験研究センターがマーク・カードという表記をしていますが、皆さんの馴染みの言葉でいうとマークシート用紙による試験です。
また、試験実施時間は2時間となっていますが、試験開始から35分経過すれば、途中退出が可能になります。

国家試験のなかには、時間配分を気にする必要があり合格するための戦略の一つとして位置づけられるものもありますが、危険物取扱者の試験においては、時間配分をあまり気にする必要はありません。
この資格試験における2時間というのは、十分に時間的な余裕があります。
そのため、試験時間2時間をフルに使うことなく、途中退出される方が少なくありません。

また、試験では、これまで見たことが無いテーマが出題されることもありますが、マークシート用紙の試験ですので、答えが分からなくても1~5の選択肢のいずれかにマークすれば、正解できる可能性があります。
難しい問題は、後回しにするというアプローチは、他の試験と同様に重要になります。

次回も引き続き、危険物取扱者の試験制度について見ていきたいと思います。