危険物取扱者乙種4類講座の講師ブログ
物理の基礎に関する過去問⑱

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の姥谷です。

前回は「物理の基礎に関する過去問」についてご紹介しましたので、今回も引き続き「物理の基礎に関する過去問」をご紹介していきたいと思います。

次の文の( )内のA~Cに当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「静電気による発火を防止する対策の1つである( A )とは、物体と大地とを( B )の( C )導体によって接続し、静電気を大地に逃がすことにより、物体の電位を下げる方法である。」
     A      B    C
1. ボンディング  静電容量  小さい
2. 接地      静電容量  大きい
3. ボンディング  電気抵抗  大きい
4. 接地      電気抵抗  小さい
5. ボンディング  静電容量  大きい

静電気による発火を防止する対策の1つである( A 接地 )とは、物体と大地とを( B 電気抵抗 )の( C 小さい )導体によって接続し、静電気を大地に逃がすことにより、物体の電位を下げる方法である。

よって、Aには「接地」、Bには「電気抵抗」、Cには「小さい」の語句が入るため、正解は4になります。

選択肢Aの「ボンディング」や「接地」といった用語は、日常では使うことが少ないと思いますので、専門用語としてしっかりと覚えておいてください

今回で「物理の基礎に関する過去問」について一通りご紹介しましたので、次回からは「化学の基礎」についてご紹介していきたいと思います。