さて、「勉強時間の確保」は試験勉強に挑戦する方にとって大きな問題でしょう。
誰もが24時間、受験勉強に専念できる恵まれた状況にいるというわけではありません。
むしろ、そうでない方の方が圧倒的に多いはずです。
フォーサイトホームページ内、「オススメ資格情報」の中に「ながら時間で勉強時間を増やそう」という記事があります、そちらも参考になさってください。
さて、このページでは、それ以外に(+α含む)勉強時間の確保方法をご提案いたします。実際に、私自身そして受講生を含む私の周囲の方から聞いたノウハウです。
①通勤時間
「これまた当たり前な…」と思われるかもしれません。もちろん、昨今はスマホが充実し通勤電車での勉強も随分やりやすくなってはいると思います。
一般的な通勤時間の活用ではなく、さらに一歩踏み込んで、「指定席券を購入の上での学習」です。
実際、これは首都圏に住む社会人の友人が実践していました。
首都圏以外でも、特急券を払えば、座席指定で書籍を広げられる車両はいくつもあるのではないでしょうか。
私の住む名古屋では名鉄特急、近鉄特急なども指定席を購入する事が可能です。
もちろん、指定席券は無料ではありません。しかし、お金をはらったからこそのプレッシャーもきっと勉強にプラスに働きます。
勉強時間を確保するにはひとつの手とは言えないでしょうか?
②バイト中
「岩崎講師のまわりには不真面目な人しかいないのか?」などと言わないでください。
もちろん、こちらは許可をとってやっていたようです。
深夜の勤務で「決められた業務以外の時間は自由に使っていてもよい」と言われたようで、かなりの勉強時間を確保していました。
夜間の機械の管理だったと記憶しています。たしか、会社の機械にエラーが出た時にだけ修正対応するとかなんとか…。
マ○ドナルドのレジでやったら怒られますが、職種によっては雇用主や店長次第では融通を利かせてくれることもあるようです。
公務員を目指す大学生の方のアルバイト選び、シフト選びの参考にもなるかもしれません。
③内職
すみません。これは大学時代の私です。
ひょっとすると、大学の先生の指導方針、考え方に恵まれていただけかもしれません。
「寝ていてもいいし、出席も取らないから、この90分を諸君にとってもっとも収穫の多い90分にしてください」
と宣言した先生がいたのですが、大変助かりました。
今でも、「真面目に勉強しているなら、授業の内容と関係なくても許容してくれる先生」というのは一定程度いらっしゃるのではないでしょうか?
大学の勉強をしなくてもいいと言っているのではありませんよ、もちろん。
自分の勉強をしながらも、必要な内容はメモしながら、しらない言葉が出てきたら耳を教壇に傾けるというのも立派な試験勉強のノウハウです。
実際、対面で講義していて教壇から見ていても、理解できている箇所を解説している時間は自分のペースで学習を進める受講生がたくさんいます。
しかし、受験テクニックや、深く入り込んだ知識になった瞬間、手を止めて顔を上げ、必要に応じてメモをとるかたもいらっしゃいます。
素直に、「すごいな」と思います。
【番外編】会議中
オススメしません。ですから、「勉強のためにそこまでする人もいる」という程度にとどめてください。
大人数の会議で発言の機会があまりなさそうな時、一度解いておいた問題と解答をファイルにコピーして挟んで見直す事で、学習時間を確保した人の話を聞きました。
私は怖くてできませんが、執念は感じますね。
ミソは「一度解いてあるものを見直す」という点です。初見の問題を理解するのはどうしても眉間にしわがよりますし、集中力もいります。
しかし、「見直す」すなわち、単純に「解答を読んだ回数を増やす」「問題との接触回数を増やす」というのであれば十分に達成可能です。
また、公務員試験は転職が前提となるため「あまり周りに見られたくない」という場合でも、「テキストや筆記用具を広げなくていい」という点でこのやり方は有効かもしれませんね。
会議中でなくても、昼休み等、休憩を取りながらでも単純に問題の接触回数を増やすという視点でも、活用できそうです。
なお、ばれて怒られても責任は持てません、あしからず。
(参考リンク)
ながら時間で勉強時間を増やそう