試験会場で合格するために解かなければならない問題は、テキストに載っている技術が使いこなせていれば解けます。
と言っても、見たことがないものを瞬時に判断するのは難しいですよね。
ですから、息抜きがてらブログで「対応できる問題のシチュエーション」を増やしておきましょう。あくまで息抜きですから、設例はシンプルにしてあります。
今回は、速さの問題です。
例えば、道路ABと道路CD地点Eで直交している、なんてフレーズがあったとします。
速さが時速1kmで一定だとしましょう。
AE間の距離が3km、CE間が4kmのとき、A地点からE地点に直接向かう場合と、C地点に立ち寄ってからE地点に向かう時でどれだけ、時間が異なるでしょうか?
図で書くとこんなイメージです。
この時点で使うルールが思いついた方もいらっしゃるでしょう。
そうです、直交しているということからACを線で結ぶと、直角三角形が出来上がります。
あとは三平方の定理を用いて、AC間の距離を算出し、時間を出していくだけです。
(三平方の定理も、テキストに載っていましたね。)
C地点を経由する場合の時間は、9÷1=9時間
一方AからEに直接向かうと3÷1=3時間
よって、時間の差は9-3=6時間となります。
「直交する道路=三平方の定理?」この頭の動かし方、覚えておいて損はありません。