公務員試験対策講座の講師ブログ

展開図の見方~時計回りと反時計回り~

さて、今回は展開図の問題で「どれも同じじゃん」と見えてしまう方へのアドバイスです。

実は左の立方体をどのように回転させたとしても、右のように見えることはありません。

この点、大丈夫でしょうか?

言い方を変えれば、そもそも、全くの別のサイコロだということです。 では、それぞれの立方体の展開図として妥当なのはどちらでしょうか?

そうです。

左の立体の展開図が左、右の立体の展開図は右に当たります。

選択肢の検討の際に、この2つの展開図の違いにスムーズに気づくことが必要です。

では、この二つの展開図の違いをどのような言葉で頭に入れておけばよいのでしょうか?

答えは「時計回り、反時計回り」です。

見えている目、今回ですと、1,2,3ですが、それを順に目で追いながら、声に出して読んでみてください。

左の展開図の場合、123と目は時計回りに動いたはずです。一方、右の展開図では反時計回りに動きましたね。

選択肢の絞り込みに使うことがあります。是非押さえておきましょう。