公務員試験対策講座の講師ブログ

令和3年度都庁職員採用試験Ⅰ類A(技術)問題番号23

皆さん、こんにちは。
数的処理科目担当の岩崎郁人です。

引き続き本年度の振り返りです。
さて、上記タイトルの問題、まさにドンピシャでしたね。テキストの例題を解いてあれば解ける問題です。
空間把握分野をまだ学習しておられない方は、テキストのページをパラパラとめくってください。
似たような図がすぐに目に入るはずです。

https://www.saiyou.metro.tokyo.lg.jp/saiyou2021/03mondai/1a/kyoyou/03-a-gijutsu.pdf
(出典:東京都庁ホームページ)
解説にまいりましょう。
図1の全体をまず確認すると、黒18枚、白18枚で構成されています。
次に、A、B、Cそれぞれの図形に含まれる白黒を数えると、黒10、白11となっています。
ここから、残りの色の内訳はそれぞれ、18-10=黒8、18-7=白7となるはずです。

ア~オの白の枚数に着目しましょう。白の枚数はア、イ、エが3枚、ウは2枚で、オは4枚です。
図形2つで残り7つの白を用意する必要がありますから、オは必ず使います。
この時点で選択肢は2あるいは4に絞り込むことができそうです。

これを踏まえて、実際に当てはめてみましょう。オはかなりいびつな形ですから、そこから考えていけばよいでしょう。

それらを踏まえて検討すると、次のように図形が埋まって完成します。

(図の引用元:東京都庁ホームページ)
以上のように、正答は4となります。