さて、暗号は無数にパターンが作れるので「深入りは禁物」と講義内でお伝えしています。
http://www.tokyo23city.or.jp/saiyo/sikenmondai_r03/siken_pdf/ichirui/kyouyou.pdf
(出典:東京都特別区人事委員会)
本問は元素記号の知識も必要で、「事前に学習してあって、やった通りのが出た!」という方は少なかったのではないでしょうか?
とはいえ、セオリーである元となる文字と暗号を対応させて推理するという手順を踏めば、現場で十分に気づくこともできたといえます。
では見ていきましょう。
記号とアルファベット(元素記号)に分けて整理してみます。
ここまでを整理します。
元素記号でNまでが出てきていることはわかります。HからNまでを当てはめます。
無事、整合性が取れました。
また、記号については、HからNまで一周したら別の記号が当てはめられているようです。
以上を踏まえて問題の暗号について解読すると、3が正解といえます。