マンション管理士・管理業務主任者講座の講師ブログ

民法1 取引の当事者

今回から、民法についてアドバイスしたいと思います。

過去に宅建の受験経験がある方には得意な分野かもしれませんが、
範囲が広く、なかなか大変です。
過去の出題傾向を把握して、効率的に勉強することが大切となります。

今回は、テキストの「取引の当事者」のところ、
具体的には、「制限行為能力」「代理」「共有」
についてポイントを述べてみたいと思います。

まず、制限行為能力ですが、ここで勉強する
「未成年者」「成年被後見人」「被保佐人」「被補助人」などの概念は、
他の法律でも頻繁に出てきますので、これらの概念についてきちんと理解してください。

マンション管理士試験においても、管理業務主任者試験においても、
制限行為能力が出題されることはかなりまれであり、たとえ出題されても、
基本的な問題ですので、基本的な部分をしっかり押さえておきましょう。

次に、代理ですが、無権代理・表見代理を中心に基本的なところがよく出題されます。

最後に、共有ですが、特に管理業務主任者試験でよく出題されます。
ここは内容自体が難しくないので、出題されれば必ず得点できます。
また、分量も少ないので、すべて学習してください。