皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
“食欲の秋”が近づいてきましたが、
このまま食欲があがるとマズイ今日この頃です。
世の中、終活が盛んのようですね。
まだ私は40代ですが、自分の親の終活を見ると(といっても両親本人は終活というつもりでやっているわけではなさそうですが)、
自分のときはどうなるだろう?と心配せざるを得ません。
私は団塊ジュニア世代ですからかなりボリュームのある年代である一方、
それを支える層は、現在以上に細っていくのですから、団塊世代より悲惨なことになるのはほぼ間違いありません(>_<)。
それを悲観しても仕方ない(どうにもならない)ですから、適切に準備をしておくしかありませんよね。
最も気になるのは住であり、自分で自分の世話ができなくなりはじめたときに、
適切な施設に入ることができるかどうかです。
こんなことを考えていると、たまたま施設の新聞広告が入ったり、散歩中に施設の看板が目に入ったりします。
人間って不思議なもので関心がない時にはその情報が目に入らないのに、
関心が出てきたらその情報が入ってくるんですよね。
かなりの頻度で同じ道を散歩していますが、そこに施設があることを最近はじめて認識し、
その看板が目に入ってきたんです。
やはり1番気になるのは料金ですよね。払えなければ入れないわけだし…。
新聞広告に入っていたのはある上場企業が運営している施設です。
とても快適そうな施設で、こんなところだったら幸せな暮らしをおくれるんだろうなぁと思えるところです。
しかし、そのお値段は、1人部屋の場合、入居金800万円、毎月250,000円+医療費!
2人部屋の場合、入居金1,000万円、毎月350,000円+医療費! そんなの無理じゃん♪
まぁ、そんなに快適な施設でなくても、普通に暮らせればといいとしましょう。
普段の散歩道の途中にある施設はワンルームマンションみたいな感じの施設です。
その費用は、1人部屋の場合、入居金不明、月額160,000円+医療費。
我々の世代の年金は平均月22万円/世帯になるだろうといわれていますが、減る可能性がとても高いです。
一方で、人口減少でヘルパーさんなどのなり手は少なくなるでしょうから、
運営コストは上がるでしょう。
ということは、この施設の価格でも、おそらく、私たちの世代が施設のお世話になるときには…(^_^;)。
散歩しながら、そんな絶望的な気分になったある1日でした。