簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。 
簿記講座担当の小野です。
別れと出会いの季節。悲しかったり、楽しかったり。

とうとうこういう時代になってきたのですね。
とても感慨深い出来事に遭遇しました。

私が学生で世の中の金融について勉強しているときは、
「カード払いは現金払いよりも高い」というのが常識でした。
販売店にとって見れば、お客さんがカード払いをした場合、
カード会社からお金が振り込まれるまでタイムラグがあり、
カード会社に手数料を支払わなければなりません。

ですから、販売店は、その分だけ消費者に対する売価を高く設定するため、
カード販売価格は現金販売価格よりも高いというのは当然の前提でした。

販売店にとってみれば、お客がクレジットカードで支払うと現金を管理する手間がなくなりますが、
現金を管理するコストよりもクレジットカード会社へ支払う手数料のほうが高いので、
現金払い<カード払いというのが常識だったわけです。

しかし、その常識を覆す出来事が! 

先日、旅行に行ったときの出来事です。レンタカーを借りて旅行先を回っていましたので
、レンタカーを返す前にガソリンを満タンにする必要があります。
レンタカーのお店から最も近いガソリンスタンドでガソリンを入れようとすると、
なんと現金払いが最も高いではありませんか! 目の錯覚か? 

このスタンドでは現金・電子マネー・クレジットカードが使え、
ガソリン販売価格は現金>電子マネー>クレジットカードでした。
クレジットカードの手数料が現金の管理コストや電子マネーの手数料を下回ったのですね。
 
電子マネーが普及することで、消費者の支払手段は現金・電子マネー・クレジットカードの3種類になりました。
これらが競争してくれることで我々の利用手数料はどんどん下がります。
Fintechが発展することで私達の支払手段コストはもっともっと下がりそうです。

いい時代だ!



小野正芳

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