簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。 
簿記講座担当の小野です。
突然冷える日が来たりします。絶対に体調は崩さないように!

2月に行われた第148回簿記検定試験のデータが公表されました。

3級の合格率は48.9%でした。
3級でははじめて見るような言い回しがいくつか出てきましたが、
全体としてはとてもオーソドックスな問題で
過去問中心に勉強してきた方にとっては
とても取り組みやすい問題であったと思います(3/13付けブログ)。

ブログに書いたとおり、皆さんに取って取り組みやすいだったのでしょう。
高い合格率ですね。
3級という入門編の試験では、20~30%といった合格を出してしまうと、
勉強のモチベーションが下がってしまいます。
受験生が減るということは会計の仕事を支える人材を育成できなくなるということなので、
できれば今後もこのくらいの合格率が維持されるといいなぁと思います。

2級の合格率は29.6%でした。
第148回試験では、第3問をまるまる使った連結決算の問題が出題されてしまいました。
ただし、第3問が難しめであった一方、第2問・第4問・第5問の難易度は低めで、
全体の難易度としてはバランスが取られた試験でした(3/13付けブログ)。

受験生の皆さんも第3問を後回しにして、
第2問・第4問・第5問に先に取り組み、
確実に得点された結果でしょうか、合格率は過去の平均的な値となりました。

連結フルバージョンの決算の問題が出題されたにしてはまずまずの合格率だったと思います。

実際の会社の中で会計に関連する業務を担うためには
最低でも2級レベルの知識・技術が必要だと思われます。

その意味では2級の合格率ももう少し高め(30~40%くらい)になるといいかなぁと思います。
そうでないと、「受けよう!」という気にすらならないからです。
しかし、その一方であまり勉強しなくても合格する試験だと意味がありません。

初級編である3級は簿記の勉強をする裾野を広げるために戦略的に合格率を上げて、
そこでモチベーションを高めた人(ある程度勉強する人)が
多く2級の勉強に進むという好循環ができることを願います。



小野正芳

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