簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
梅雨のジットリ感に負けずにがんばりましょう!
 
第149回検定試験が実施されました。
3級・2級とも非常にオーソドックスで標準的なレベルの試験になっていたと思います。
皆さんの出来はどうでしたか?

3級では第3問(試算表)・第5問(決算)の問題がとても標準的な問題であり、
皆さんも安心感を感じながら解かれたのではないでしょうか? 
実務で行われている標準的な作業が、オーソドックスな形で出題されると、
受験生としても安心するし、実務者としても望ましいなぁと思います。
今後もこの形式の出題を続けていただき、受験生が簿記の勉強をやめたくならない、
かつ、実務にとって有用な環境を作り続けていただきたいと切に願います。

第1問・第2問・第4問もとてもベーシックな問題でした。
第2問で少しひねり(嫌がらせ?(笑))が入っている気がしないでもないですが、
実務に対応するための試験ならば、この程度のひねりは必要でしょう。
総じて標準的なレベルの試験であり、平均的な合格率(40~50%)が期待できるでしょう。

2級では新試験範囲である外貨換算を前面に押し出した問題が第2問で出題されました。
最大のポイントは、外貨建て金銭債務(本問では「買掛金」「未払金」)にのみ
為替レート変動の影響を反映させる処理が必要であるという点です。

その他の項目(本問では「機械装置」「商品」「売上原価」)には
為替レート変動による処理は必要がありませんので、間違えないようにしましょう。
この点をしっかり押さえれば、取り上げられている取引自体は標準的なレベルの取引であると思います。

第1・3・4・5問はとても標準的な問題でしたね。
最近の試験では、どこかで目新しい(得点しにくい)問題が出題され(今回の第2問)、
他の問題でいたってオーソドックスな(得点しやすい)問題が出題される
(今回の第1・3・4・5問)ことで、試験範囲変更時に生じる合格率の乱高下を回避しているような印象を受けます。

目新しい形式の問題が出題されたとはいえ、
全体的な難易度はとても標準的でしたので、平均的な合格率が期待できるでしょう。



小野正芳

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