簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。 
簿記講座担当の小野です。
今日もがんばっていきましょう!

先日、第150回簿記検定試験が実施されました。
受験した皆さん、出来はどうでしたか?
詳しい講評等は別途アップしていますが、
ここでは第150回検定試験について、簡単に振り返っておきましょう。

3級はとてもオーソドックスな設問であり、
過去問中心に勉強してきた方にとってはとても取り組みやすい問題であったと思います。
過去問中心に勉強していれば74~78点の得点が十分可能な問題であり、
合格率も前回と同じくらいになるものと予想されます。
合格のポイントの1つである第3問試算表では重複する取引が含まれたパターンの試算表作成問題ですが、重複する取引が問題文に明示されているという、とても親切な問題でした。
近年は、このパターンでの出題が続いていますね。
もう1つのポイントとなる第5問もとてもオーソドックスな精算表でした。
ほとんどの決算整理事項は、過去問で見たことのあるような事項でしたが、
唯一、保険料の問題は始めて見る形式で少し難しかったでしょうか?

2級も標準的なレベルの問題だったと思います。
第2問で新試験範囲からの出題がかなり盛り込まれており、
少し焦りが出たかもしれません。
一方、第3問は“ザ典型”と言っていいくらい典型的な問題でした。
ここ数回の試験では、第2問で個別論点の総合問題という形をとりながら、
少しずつ新試験範囲からの出題を行い、第3問を典型的な問題にすることで、
全体的な合格率を安定させようとしている様子がみてとれます。
第2問の連結の解答を後回しにして、第3問から解答した場合には落ち着いて解くことができ、得点を拾っていけたのではないかと思います。
工業簿記は、過去においても出題実績のある形での本社工場会計、標準原価計算の問題で比較的解答しやすかったものと思います。

合格発表が楽しみですね!



小野正芳

毎週欠かさずチェック!

フォーサイト公式サイトへ
フォーサイトのeラーニング「道場破り」へ

RSSフィードについて
このブログでは、RSS(RDF Site Summery)を使って、記事のヘッドラインを配信しております。RSSリーダーなどを利用することにより、更新記事の概要をすばやくチェックすることが可能です。