簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
第152回日商簿記検定試験まであともう少しとなりました。
準備の状況はいかがですか?

6/9(日)は第152回の検定試験です。

3級は、試験範囲変更後、最初の試験です。
この時期になると「新しく試験範囲に入った項目を重点的に勉強したほうがいいか?」というご質問を必ずいただきます。過去、試験範囲が変更された直後の試験で、新試験範囲の項目がドサっと出たことはありません。過去の経験からすると、新試験範囲から2~3項目出題される程度だと思います。平成28年に2級の試験範囲が大きく変更されたときもそうでした。ですから、新試験範囲かどうかにかかわらず、テキストに記載してある項目についてまんべんなく勉強して、試験に挑みましょう。
 最大のポイントは第3問の試算表、第5問の精算表(財務諸表)の問題できちんと得点できるかどうかです。試算表・精算表の問題を時間内にできる限り多く正答できるかどうか、試験合格のポイントです。試算表・精算表の練習にできる限り多くの時間を割いてくださいね。

 2級については、平成28年~30年にわたって段階的に試験範囲が変更されてきましたが、今年からは新試験範囲が当たり前という前提の試験になります。
試験範囲変更初年度(3年前)の試験範囲変更項目(その他有価証券や外貨換算など)は、もう、“普通の項目”として認識されるようになってきたでしょうか。新試験範囲だから出る可能性は低いとか、逆に出る可能性が高いとか、そういったことはあまり考えず、新試験範囲であろうとなかろうと、全体の中の一部という位置づけで、冷静に対応してきましょう!
連結もすでに2回出題されました。特に前回(第151回)試験の問題はかなり難しいものでした。連結の問題が出題されたときにすべて正答することはとても難しいと思います。「連結が苦手」という声を多くいただきますが、連結の中でも比較的易しい次の3つの論点だけに手を付け、それ以外(未実現利益の消去など)は捨てるという戦略が有効なのかもしれませんね。
  ① 支配獲得時の資本連結
  ② 連結初年度の資本連結
  ③ 取引の相殺と債権・債務の相殺

この3つを処理して解答するだけで10点程度の得点が見込めると思います。
何とか、部分点を狙っていきたいところです。

また、試験直前のこの時期になると、簿記処理の能力というよりも、体調や精神面をケアすることが重要です。とにかく体調管理には万全を期して下さい。

さぁ、皆さんがんばっていきましょう!



小野正芳

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