簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
簿記講座担当の小野です。
少しずつ暑くなってきました。暑いだけで疲れますが、体調管理には気をつけて。

簿記検定試験では集計を行う問題がいくつか出題されます。
3級であれば試算表・精算表・伝票の問題など、2級であれば伝票の問題・精算表・財務諸表の問題などでは、多くの仕訳を行って、それを勘定ごとに集計する作業が必要ですよね。数が多いだけに時間がかかりますし、ケアレスミスが頻発しそうな部分です。今回は集計問題において時間を短縮したり、ケアレスミスをできる限り少なくする工夫例を紹介しましょう。

以下では3つの取引を例にメモの例を3種類示しています。
簿記ブログ小野先生からの図

試算表や伝票の集計を行う際、問題文に示されている取引を写真上段のように仕訳した場合、かなりの確率で時間不足+ケアレスミスが生じます。
まずは、ケアレスミスをなくすための対策です。写真中段のようにメモの段階で桁をそろえてメモすることをおすすめします。また、必ずカンマを付けることをおすすめします。カンマがあることにより「0」が何個あるか明らかになり、かつ、カンマで区切られるため、とても見やすくなります。これだけの工夫で、桁間違いに起因するケアレスミスをかなり減らせると思います。

次に、時間不足への対応です。仕訳や金額を省略して書けば時間を浮かすことができますね。写真下段のようにかなり省略して書くとよいでしょう。問題を解くためのメモは自分だけが分かればよい(=採点対象ではない)のですから、自分なりのルールで省略してよいのです。写真下段のメモにかかる時間は写真中段のメモにかかる時間の1/3~1/4で済みます。
また、電卓集計するときも下3桁の「0」は入力しません。それによりさらに時間を稼げます。

もちろん、いろんな方法があるかと思いますが、上の方法の1つの方法としてお使いいただければと思います。



小野正芳

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