簿記講座の講師ブログ

お金のこと知ってる?

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
暑いし、ムシムシしてきたし、快適な環境を作るのが大変ですね!

いつもかたい話ばかりですみません。
今回はちょっと緩い話をしてみようと思います
テーマは「お金のトリビア」。
皆さんにとって、知っているようで初めて聞く話になりますように!

では、第1問! 100円玉の表はどちら?
チクタクチクタクチ~ン!

答えは…、花が書いてある側! 花側が表なんです。ちょっと、へぇ~~~って感じでした?

では続いて第2問! 100円玉に書かれている花は何?
チクタクチクタクチ~ン!

答えは…、桜! 桜の花が描かれています。普段、そんなに見ることありませんから、意外と知らないかもしれませんね!

では第3問。硬貨の中で1つだけ、金額が漢字で書かれている硬貨がありますが、どれ?
チクタクチクタクチ~ン!

答えは…、5円玉です! 硬貨はすべて数字で書かれているイメージだけど、漢字を使っている硬貨もあるんですね!

どんどんいきましょう。第4問! お金は誰が発行している?
チクタクチクタクチ~ン!

答えは…、これね、硬貨とお札で違うんです!
硬貨は財務省が発行枚数を決めて、独立行政法人造幣局が作ります。
お札は日本銀行が発行枚数を決めて、独立行政法人印刷局が作ります。
超縦割り! 4つも役所作らなくていいでしょ! 税金の無駄遣いだって思うかもしれませんが、財務省・日銀だけではお金を世の中にバラまけないようにするためです。
お金を作る機関が違うということは、財務省・日銀がズルしようと思ったら、いろんな人を巻き込まないといけない仕組みになってるわけです。ただ、財務省は国債発行しまくりなので、好き勝手やっている感はありますが…。

もし、財務省・日銀がズルしたらお金の価値が下がってしまいます。
お金に限らず世の中にあふれているモノって価値が下がりますよね?
じゃあ、世の中にお金が溢れたらどうなるでしょう?
そう。お金の価値が下がるんです!
自販機でジュース1本買うために130円のお金が必要だとしましょう。
そのとき、お金の価値が下がったら同じジュースを1本手に入れるために150円のお金が必要になります。
インフレってやつですね!
インフレって物価が上がることって思っているかもしれないけど、実は「お金の価値が下がること」! ちょっと緩くない話だけど、これもちょっとへぇ~~~!ってなりませんか?

では、最後の問題です! 日本で最も古いお金は何でしょう?
チクタクチクタクチ~ン!

答えは…、和同開珎! ではないかもしれません!
私の世代は、社会の教科書で、最古のお金は708年に作られた和同開珎と習いましたが、670年ごろに作られたとみられる無文銀銭や、680年ごろに作られたとみられる富本銭というお金が発見されています。本格的な国の仕組み(朝廷による統治)は600年ごろから始まったと考えられますので、かなり初期からお金を使った生活がなされていたのですね。

おぉ~、調べれば調べるほど、深いです!