簿記講座の講師ブログ

2021年度簿記検定試験サンプル問題が公開されました!

皆さん、こんにちは!
簿記講座担当の小野です。
今日もがんばっていきましょう!

2021年度の簿記検定の変更について、
以下の通り、先月お知らせしたところです。

・11月下旬から申し込みを受け付け、12月中を目途に試験を開始すること
・CBT方式により、全国のテストセンターで随時実施すること
・2級が90分、3級が60分となること
・試験範囲は変わらないこと
・出題形式は若干の変更を予定していること
・後日、サンプル問題を公開予定であること

等が発表されました。そして、今月、サンプル問題が公開されました

サンプル問題を見ると、2020年度の試験と異なる点は、
3級の問題数が3問になっていることだけです。
勉強すべき事柄に変化は一切ありません。

3級は現在5問出題されています。これが3問になりますが、問題が集約されるだけで、
勉強すべき事柄に変化は一切ありません。
試験時間が60分になる(現在は120分)ため、出題数が減らされたのでしょう。

新試験の第1問は仕訳の問題で、旧試験の第1問と同じです。
新試験の第2問は伝票や帳簿の問題で、旧試験の第2問・第4問が集約された形です。
新試験の第3問は決算の問題で、旧試験の第3問・第5問が集約された形です。
出題数は減りましたが、試験範囲は変わりませんし、出題形式も変わりません。

2級については全く変化ありません。出題は5題ですし、
難易度もそれほど変わったようには見えません。
それでいて試験時間が90分(現在は120分)になりますから、
もしかするとちょっと大変になるかも知れません。

今公開されているのはサンプル問題ですから、実際の試験では難易度が調整されたり、
小問が少なくなったりといった調整が行われるかもしれません。

いずれにしても勉強すべき事柄、必要な知識に変わりはありません。
引き続き、同じように勉強していきましょう!