簿記講座の講師ブログ

反省エネ・省スペース

 皆さん、こんにちは。

 今の世の中、省エネ・省スペースの時代です。
 スーツを買いに行っても、スッキリしたストレートパンツと細身のジャケットが主流ですし、ワイシャツも背中が一部絞ってあるスリムラインがよく売れているそうです。

 コンピューターも机を占領するようなバカでかいタワー型を見かけることはほとんどなくなりました。モニターもブラウン管ではなく、薄型液晶ディスプレイですね。しかも、個人向けのコンピューターの場合、液晶ディスプレイの裏にコンピューター本体が組み込んである、液晶一体型が一般的になりましたから、ますます省スペースです。

 本も電子書籍が普及し始め、新聞や雑誌は多くが情報端末で読めるようになりました。つまり、雑誌を保管しておくスペースや新聞整理袋を置いておくスペースもいりません。

 いろんなものが省スペースになると、その輸送効率も高まります。バカでかいブラウン管テレビを1台積むスペースに3台くらいの液晶ディスプレイを積めるのですから、輸送効率は3倍ですね。今まで3台のトラックで運んでいた荷物を1台のトラックで運べるようになりますから、ガソリン代もガソリン消費量も1/3ですみます。企業にとってみればコストカットもできますから販売価格の引き下げにつながるでしょう。また、ガソリンを使わない分だけ省エネですね。

 一方、消費者にとってみれば、価格が安いうえにただでさえ狭い自宅のスペースも使わずにすみ、いいことづくしです。

 日本企業はいろんなものを薄く小さくする名人です。ただ、製品を薄く小さくすることで魅力的なものにするだけでなく、省エネ・省スペースにも大貢献しているんですね。先月購入したスマートフォンでは、いままでPCで行っていた作業のいくつかを行うことができます。つまり、PCがスマートフォンに取って代わる部分があるんですね。その部分だけでも省エネ・省スペースです。実はこのブログも仕事(移動)中の細切れの時間に少しずつ書いています。今までちょっと無駄になっていた5分とか10分といった細切れ時間を使うことができるようになったのもスマートフォンのおかげで、私の時間も効率化してくれます。それまでブログを書く時間に充てていたまとまった時間は余暇に使ってますから、私にとってはかなりの生産性向上です。

 しかし、省エネ・省スペース化できないことがあります。それは私のおなか。世の中はスリム志向なのにどんどん肉厚になっていってしまう私のお腹。肉厚になったお腹を養うために、さらなるエネルギーを投入する羽目になり、無駄エネ・無駄スペース極まりありません。