簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

 皆さん、こんにちは。

 最近、ユーロ危機で市場が揺れています。1ユーロ100円台になるほどです。リーマンショック前に170円台をつけたのを思い出すと、なんとまぁという感じですね。ユーロ圏のサービスだけを使ってヨーロッパ旅行に行けば、約半額で行けるのですから。

 ギリシャ政府の債務残高の虚偽発表がこのユーロ危機の元凶だといわれています。いくらだったかは忘れましたが、政府が発表していた政府債務残高は本当の額より少ない額だったのです。ギリシャの政権がかわり債務残高を調べ直してみると、実は発表より多くの借金があったというわけです。

 そのことで、ユーロ圏の銀行の株価が下がりました。ギリシャ政府にはドイツ・フランスといったユーロ圏の大国がお金を大量に貸していたからです。もし、ギリシャが倒産するとギリシャにお金を貸している銀行は大損害を被ります。そのため、ユーロ圏の銀行は大損するかもしれないという評価がなされ、ユーロ圏の銀行の株価が下がったのです。

 さらに、株取引を行っている人々の頭にリーマンショックがよぎりました。銀行がぽしゃったら、その銀行からお金を借りて資金繰りを行っている多くの企業が倒産し、ユーロ圏は大変なことになります。ということで、最終的にはユーロ圏そのものがやばいということになり、通貨ユーロが大幅に下がったというわけです。

 この危機を乗り切るためには、とにかくギリシャの状態をよくしなければならないでしょう。そのためにはギリシャに多くの資金を提供し、ギリシャが倒産しないようにする必要があります。しかし、ドイツなどは、この危機に至っても政府の財政緊縮策に反対してデモを行うギリシャ(国民)に対して融資はしたくないという国民感情だそうで、なかなか素早い解決を望むことは難しそうです。

 そうこうしているうちに、ギリシャ政府の2年もの国債金利が60~80%などという、わけのわからないレベルになってしまいました。政府がお金を借りるのに金利を60~80%を払わないと誰も貸してくれないという異常な状態です。

 ギリシャ政府の資金調達担当者は、日本に目を向けるべきです。むじんくんで借りれば、誰にもみられず、安い金利でお金を借りることができますよ。しかも、今は円高だから、ユーロに戻すと、かなりお得です。



小野正芳

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