簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

 皆さん、こんにちは。

 タイトルの言葉、ちょっとおもしろいですよね。
 先日、レストランに行ったときのことです。そのレストランはメインの料理にサラダバーがついています。追加で、スープセットを注文すると、スープバーとライス・パンがついてきます。そして、ライスとパンを両方食べることができます。パンはバー形式になっていて食べ放題、ライスは店員さんが持ってきてくれます。

 私   「このハンバーグとスープセットでお願いします。」
 店員さん「ライスとパン、両方お食べできますが、どういたしましょうか?」
 私   「?」

 店員さんは高校生らしき男の子です。たぶん、お客さんに対して丁寧にお話ししなければならないと指示を受けているのでしょう。しかし、休日のお昼時は忙しすぎ、習ったとおりの言葉遣いができなかったのでしょう。

 たぶん、正しくは「ライスとパン、両方お召し上がりいただけますが、どういたしましょうか?」でしょう。しかし、日常生活で高校生が「召し上がる」なんて使いませんよね。じゃ、「お」を付けておけばいいだろう、と彼は思ったのでしょうね。新たなコンビニ・ファミレス用語の誕生です。「ファミレス用語でよろしかったでしょうか?」
 
 これを機会に常々思っていたことを調べてみました。お客様や上司に対する、「○○についてご報告いたします」という言葉遣いは正しいのかどうかです。報告するのは自分であり、自分の行為に「ご」を付けるのは言葉遣いとしてはおかしいのではと思いつつも、多くの(というよりほとんどの)人が使っているので、正しいのかどうか謎でした。

 結果は、正しい使い方だそうです。「ご~する」という表現は、「他人を敬って、自分の行為をへりくだって言う」言い方なんだそうです。つまり、「ご報告」の「ご」は自分の行為が尊敬に値するのではなく、自分をへりくだらせる謙譲の表現なんだそうです。
 
 日本語って難しいですね。



小野正芳

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