簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

 皆さん、こんにちは。

 さて、2/26に第130回簿記検定試験が行われました。みなさんの出来はどうでしたか?

 3級・2級とも非常にオーソドックスな問題であり、典型的な出題傾向に沿った出題だったと思います。前回(第129回)の試験の合格率は、2級が44.5%、3級が49.8%でした。ですから、今回は少し合格率が下がることになるのかと思っていましたが、今回の問題を見る限りそれほど下がらないのではと思います。これくらいの難易度の問題であれば、少し高めの合格率となるかもしれないと思います。もちろん、様々な受験者がいますので、合格率が激減するかもしれませんが、問題を見る限りは、過去の平均的な合格率より高めとなるでしょう。

 とすると、考えられるのが次回(第131回試験)の合格率の低下です。暇人な私は少し過去の合格率の傾向について分析してみました。といっても、簡単な統計の手法ですので、たいした分析ではありませんし、エクセルによる計算結果ですから有意水準等は不明なため、意味のある数字かどうかも不明です。あくまでも暇つぶしの一環としてご覧ください。

 日本商工会議所のHPにいくと第101回試験からの受験(申込)者数、実受験者数、合格者数、合格率が並んでいます。

 さて、2級からみてみましょう。ここでは、どんな条件の時に合格率が高くなるかを分析したいと思います。そこで相関係数を計算してみましょう。1に近いほど関連があり、0に近いほど関連がないということを意味する数値です。その結果、

 受験(申込)者数と合格率の相関係数 0.1152
 実受験者数と合格率の相関係数 0.1501
 受験率(=実受験者数÷受験者数)と合格率の相関係数 0.1962

つまり、受験率が高いときの合格率が最も高いということです。では、受験率が高いのはどんな場合か分析してみましょう。

 2月試験の受験率の平均 74.47%
 6月試験の受験率の平均 74.66%
 11月試験の受験率の平均 76.71%

 お~、2級合格大作戦の決定です。11月試験を受験して、教室に入り、空席が少なそうだったら受験する。これで合格間違いなしです(もちろん、冗談です)。



小野正芳

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