簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

 皆さん、こんにちは。

 消費税増税にともなって、住宅販売各社の売り込みも盛んになってきました。太陽光発電パネルをつけたオール電化の住宅が盛んに宣伝されています。そのうたい文句は、「省エネで光熱費削減!」です。日頃からいろんな計算をして、合理的なモノだけを選ぶよう気をつけているのですが、今回私は完全に計算を間違えてしまいました。オール電化住宅に引っ越したのはいいのですが、省エネになったかどうかは怪しいというより、むしろ増エネになってしまったような感じがします。

 引っ越し前の私の光熱費は次のような状況でした(過去3年の平均値)。

  ・電気 月間消費量:約300kwh 月間電気代:約6,500円
  ・ガス 月間消費量:約23立方m 月間電気代:約4,000円
      →合計約10,500円の支払い

 引っ越し後の私の光熱費は次のような状況です(12~2月の平均値)
  
  ・電気 月間消費量:約900kwh(自家発電分含む) 月間電気代:約15,000円
      月間売電収入:約15,000円
      →差し引き支払額0円

 確かに光熱費として支払う額は大幅に減りました。というより、実質的には電気代を払っていません。上記の集計値は日が短くなる冬場の平均値であり、かつ、暖房による電気代が増加する時期だけが集計対象となっていますから、春・秋など電気消費量が減り、発電量が増える時期を加えると、光熱費はマイナスになると思います。その意味ではうたい文句通り「光熱費削減!」になったわけです。

 しかし、電気消費量は大幅に3倍になってしまいました。引っ越し前に使っていた23立方mのガスで600kwhの電気を発電できるのであれば、ガスが電気に変わっただけでエネルギー消費量は変わらず、光熱費を減らすことになります。しかし、ネットで見つけた換算式によると、ガス1立方m=12kwhだとか。ということは23立方m=276kwhであり、引っ越し後が増エネとなっている可能性が高いようです。

 まだ何となく調べただけですので、何ともいえませんが、少なくとも月間消費量が3倍になった状況はあまりよろしくない感じがしてしまいます。



小野正芳

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