簿記講座の講師ブログ

節電は続いてる?

皆さん、こんにちは。

大震災後3回目の夏を迎えました。

大震災後初の夏だった2011年の夏は、電力使用を制限する命令が発令され、土日操業・深夜操業にする工場があったり、どこに行ってもエアコンがあまり効いていなかったり、電車の運行が間引かれていたりと、
とにかく、日本全体が一生懸命節電している状況であったと記憶しています。

工場の節電では工場で働く方々の体調不良が問題になりましたね
。機械を動かすための電力を確保するのが精一杯で、人を冷やすための電力を確保できないので、
体調を崩す工員さんが多くなっているとか、深夜操業にせざるを得ないため体調を崩す工員さんが多くなっているとか、非常にまずい問題も起こりました。

その一方で、電車が間引かれてもそれほど困ることはありませんでしたし、エアコンが効いていなくても慣れの問題で気にならなくなるということもわかりました。
せいぜい、便利・快適さのレベルが下がるだけであって、豊かさが減るという感じはありませんでしたね。

節電アイテムがいろいろ発売され、我々がどれだけ無駄なエネルギーを消費していたかが意識されました。
人がいなくなると勝手に電源が消えるテレビだとか、挙げればきりがありませんね。
私は、2008年頃から、自宅の電力消費量をメモしてきましたが、2011年は2010年よりも20%くらい節電しました(にもかかわらずあまり不自由は感じませんでした)から、無駄な消費が多かったということですね。

さて、今年の夏はどうでしょう? 少なくとも2011年の夏用のような節電をしているところはなさそうです。
スーパーに行くと寒いくらいにエアコンが効いていますし、クールビズもちょっとトーンダウンしてますよね。

皆さんは引き続き節電していますか?