簿記講座の講師ブログ

今年もたくさんの方に合格していただけるようがんばります

新年、おめでとうございます。
今年も皆さんの資格取得のお役にたてるよう精一杯頑張りたいと思います。
 
例年、1~2月頃に日本商工会議所から翌年度の出題範囲が発表されます。
会計基準の変更によって検定試験で求められる処理も変わってきます。
そのため、簿記検定関連の書籍はこの時期が改訂の時期となり、弊社でも改訂作業を行っています。

来年度は2級、3級ともそれほど大幅な改訂はなさそうです。
そんなときでも、受講生の皆さんがより勉強しやすいように、より合格率が上がるように、
そして、いただいたご意見を反映させるべく、教材の更新を行います。

できるだけたくさんの問題をコンパクトに収録すべく工夫します。
これは問題集をできるだけ薄くするためです。
問題集は厚いだけでやる気が失せますから。

また、できるだけ同じようなパターンで解説を書きます。
異なる問題文であっても、同じように解説が書けるのなら、その分だけ勉強の負担が減るからです。

できるだけ完結に分量を少なくしたいと思っていますが、
少なくなりすぎると、「説明が足りない」というご意見をいただいてしまいます。
多すぎず少なすぎず。また、弊社の方針としてできるだけ勉強する分量を少なくできるように。

相反する要求を同時に達成することはとても難しいですが、
作業が終わったときには快感が得られるように改訂作業をがんばります。

年末に飲みに行った居酒屋のトイレに詩が張ってありました。
できないと思った瞬間にその仕事は絶対にできない。
できると思ってやり続けた人だけが達成できる。

成功したいなら、成功できると思い続けるべし。
若い頃は、仕事の出来具合を左右するのは知識やスキルだと思っていました。
しかし、40歳近くなった最近は、やはり最後は気持ちの問題かなと思うようになってきました。
そんなときに見た詩でした。

これで私の今年の目標も決まりました。
「できると思ってすべての仕事をやり遂げる。」
改訂作業もこの気持ちを持ってがんばりたいと思います。