簿記のスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。

消費税増税から約1ヶ月、皆さんはいかがお過ごしですか?

消費者庁には、便乗値上げに関するクレーム(?)がたくさん届いているそうです。

例えば、「近くのスーパーでは、増税前に税込表示だったのが、
増税後は税抜表示になっているにもかかわらず、価格が同じだ」とか、
「支払額が3%を超える値上げになっている」といったクレームです。

どちらのクレームも、増税分以上に値上がりしているのでけしからんというクレームなのでしょう。

じゃあ、買わなければいいのでは? と思ってしまうのは私だけでしょうか。
これだけ小売りのお店が増えている現在、あるお店が少しでも便乗値上げをすると、
多くの消費者は近隣の同種のお店に移動するでしょう。

だから、近隣のお店同士はけん制しあいながら、日々の価格付けをしているはずです。
お店同士がお互いのチラシをチェックして、特売品の緊急値下げをしたりするわけですよね。
だから、便乗値上げが気にくわないのなら、そのお店で買い物しなければいいだけの話だと思うんです。

便乗値上げで減ってしまったお客さんを取り戻すために、
そのうち便乗値上げをやめるでしょうから
(ただ、過疎地域などで、その地域に食料品店が1店舗しかないといった場合はやっかいな問題になりますが・・・)。

こんなクレームが寄せられると「世の中いろいろな人がいるんだなぁ」と思ってしまいます。
ITパスポート講座でのブログ【増税前のまとめ買いはお得だった?】でも書きましたが、
3月末には多くの商品が値上がりしていました。

でも、それに対するクレームが消費者庁に寄せられている
という報道はほとんどでませんでした
(クレーム自体がなかったのか、クレーム自体はあったけれども報道されていないだけなのかはわかりませんが・・・)。

増税前の値上がりのほうがよっぽど便乗値上げと言えそうな事例が多い気がしますが、
その時々の環境によって、その値上げの捉え方が違ってくるんですね。
環境に惑わされないものの見方ができるように鍛えなければいけませんね。



小野正芳

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