簿記講座の講師ブログ

固定資産税の不思議 その1

皆さん、こんにちは。

世の中にはいろいろな税金があり、
その計算方法は不思議でとても複雑ですが、
固定資産税は身近な税金の中でも、とても不思議で難解な税金だと思います。

春には、固定資産税の納税通知書が届き、課税明細書が添付されており、
「必ず記載内容のご確認をお願いします」と印刷されていますが、
今年も“ご確認”は“不可能”でした(笑)。

ですから、納税通知書に書かれている税額が正しい額なのかどうかわかりません。
もしかしたら、ぼったくられているかも!?

私の理解力では、固定資産税の計算方法が説明されている
自治体のHPをみても理解するのがかなり難しく、HPの計算方法どおりに計算しても、
私が受け取った納税通知書の税額にはなりません(昨年も今年も)。

私が、HPに書かれている計算方法どおりに計算できていないからだと思いますが、
なかなかとても難解です。

土地に関する固定資産税は次のように求められます。
固定資産税額=課税標準額          ×税率
         =評価額×特例率×負担調整×税率

1つめの不思議は、評価額についてです。
評価額は自治体が決定します。
3年に一度決定され、決定後の3年間は基本的に据え置かれます。

私が住んでいる千葉市では、平成24年度に評価額が決定されたので、
26年度の評価額は据え置かれるはずです。

しかし、私に届いた納税通知書では昨年よりも評価額が約1%下がっています。
評価額が下がれば税額が下がるはずですからラッキーではあるんですが、
「んっ? 何で下がるの? 据え置きって書いてあるのに」という不思議感が残ります。

たぶん、何かの特例などが使われて計算されているのでしょうが、
どのような特例がどのように使われたのかについてよくわかりません
(わからないお前が悪い!とは突っ込まないで下さい)。

あと2つ不思議があるのですが、それは次回に!