簿記講座の講師ブログ

今年もたくさんの方に合格していただけるようがんばります。

皆さん、こんにちは。
今年もたくさんの方に合格していただけるようがんばります。

簿記検定試験は当該年度の4月1日時点で
施行されているルールに基づいて行われます。

前年度に公表されたルールが当年度から施行されるのが一般的なので
(例えば、平成25年度中に公表されたルールが平成26年度から施行される)、
前年度の終わり頃(1月~2月)には、翌年度のルールが確定します。

そこで、例年、1~2月頃に日本商工会議所から翌年度の出題範囲が発表されます。
簿記検定関連の書籍はこの時期が改訂の時期となり、弊社でも改訂作業を行っています。

来年度は2級、3級ともそれほど大幅な改訂はなさそうです。
そんなときでも、受講生の皆さんがより勉強しやすいように、
より合格率が上がるように、最新の問題を収録し、
いただいたご意見を反映させるべく、教材の更新を行います。

できるだけたくさんの問題をコンパクトに収録すべく工夫します。
これは問題集をできるだけ薄くするためです。
問題集は厚いだけでやる気が失せますから。

また、できるだけ同じようなパターンで解説を書きます。
異なる問題文であっても、問題の本質が同じであれば同じように解説を書きます。

その場合、すでにある解説をコピペして、勘定科目や金額を修正して、
最新問題の解説とします。同じパターンの解説が並んでいれば、
受講生の方もそのような問題の出題頻度の程度を把握できるでしょうし、
何より、その分だけ勉強の負担が減ります。

できるだけ簡潔に分量を少なくしたいと思っていますが、
少なくなりすぎると、「説明が足りない」というご意見をいただいてしまいます。
多すぎず少なすぎず、また、できるだけ勉強量を少なくできるように、
相反する要求を同時に達成すべく工夫します。結構難しい作業だったりします。

40歳近くなった最近は、仕事の質・量を左右するのは、
気持ちの問題が大きいと思うようになってきました。

できると思ってやらなければできない、
できないと思っていたら本当にできなくなる。
改訂作業もこの気持ちを持ってがんばりたいと思います。